圓谷綾乃〜おしゃべりピアニスト♪〜

神奈川県在住、東京芸術大学卒業後ドイツにて6年間研鑽を積み、危うくドイツ人になりかけたピアノ女子が、音楽や飼い犬やお酒など、好きなことについて綴るブログ。

ピアノの先生の大切なお仕事。

突然ですが、エンタニのピアノレッスンのモットーは以下2点です🤓

①好きこそ物の上手なれ

②継続は力なり

 

皆様こんばんは✨

ブログ復帰後最初(前回)のおチャラけたお酒の話題から一転、急に思い浮かんだので本日のお題はわりと真面目なこちら↑。

気分屋さん「エンタニ」、相変わらず年中無休で開店致しております😅

 

さて話を戻しますと、「先生が怖くて、ピアノを辞めてしまった」なんて話が定期的に耳に入ります。

もちろん教え方は人それぞれ。

やる気になるポイントも人それぞれ。

厳しい先生に一生懸命ついていってピアノが上達したという方もたくさんいらっしゃると思います!

 

ただエンタニは思うのです。

「好きじゃないと、楽しくないと辛いよなぁ🤔」と。

 

音大やプロを目指して小さい頃からピアノ中心の生活を送るお子さんもいらっしゃると思いますが、ピアノを習うお子さんのほとんどは習い事の一つとして、学校や他の習い事などとバランスを取りながら通われているのではないかと思います。

そして多くのお父様お母様が目標とされるのはおそらく、「音楽に自ら触れることで感受性を豊かに育て、大人になった時に弾きたいと思う曲が自分である程度弾けて自由に楽しめること」ではないかと思います。

(エンタニ個人の勝手な予想です😅)

 

しかし、そこまでもっていくには音符を読む力、リズムを把握する力、音楽用語の理解や演奏力など、他にも様々な能力を身に付けなければなりません。

なかなかの期間が必要なのです💦

 

でももしそこまでいけたはずの子が、そこに辿り着く前に先生が怖いと言う理由でやめてしまったら。。。

こんな残念なことはありません😭

 

他の習い事も全て同じだと思いますが、子供の時に頑張って続けたものはいずれその子にとってかけがえのない財産になります。これは残念ながら大人になってから取り返そうと思ってもなかなか難しい領域だと思います。

 

私の生徒さんの中には、練習が嫌いだからお家では全くピアノに触らず、でもレッスンには毎週るんるんで来るなんてお子さんもいらっしゃいます。

(いえ、これでもお家で練習してもらうための工夫や説得は私なりにしているつもりなのですが😅笑)

ただそれでも毎週来てくれているだけで確実に力は付き、上達するものです✨

この状態でも3年も続けば3年前とは明らかにレベルの違う曲をきちんと弾きこなしますよぉ🥹

 

もちろんお家できちんと練習してくれる生徒さんたちはもの凄い勢いで伸びていき、私のレッスンも自ずとより内容の濃いものになりますが、まずは練習云々よりも「ピアノが好きであること」、そして「一定期間それを楽しく続けられること」だと思います。

(小さいうちはピアノではなく先生が好きでも良いと思っております😁だって先生が好きでウキウキで通っているうちにピアノの経験を通してその子は大切な事をたくさん学び、そしていつしかそれがその子の財産になるのだから😌)

 

この2点があれば、生徒さんは大人の方であっても確実に上達されます🌻

(もっとも、大人の生徒さんは皆さん本気な方が多いので、常に練習しないでいらっしゃるということはあまりありませんが✨)

 

そして、「ピアノが好き!楽しい!」が土台にしっかりとある生徒さんは、曲が難しくなっても、求められるレベルが高くなっても、学業(または家庭や仕事)で忙しくなっても、時間を見つけてちゃんとピアノと向き合い続けてくれます😌

 

ありきたりな言葉ですが、ピアノの先生の最初のお仕事は、まずはあらゆる手法でピアノ(音楽)を好きになってもらうことなのかなと、エンタニは考えております🤓

(先生を好きになってもらう、など多少汚い手を使ってでも😅笑)

 

写真は、私のところに長く通ってくれている素敵なお姉様方からのプレゼント😌✨

大っっっ変励みになります、どうもありがとう🥹💓

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