2023.2.3.ウィーンの謝肉祭の道化Op.26(シューマン)
ご無沙汰しております。
いよいよリサイタルが足音を立ててこちらに近付いてまいりました。
エンタニはいつも通り、あたふたしております💨(自分で企画したのにね😒)
さて、本日はプログラム最後となります、シューマンの『ウィーンの謝肉祭の道化』です。
この曲は、「幻想的絵画(情景)」と副題がついているように、シューマンがウィーン滞在で体験した謝肉祭での賑やかな風景が幻想的に描写されています。
私がこの作品に出会ったのは中学生の頃でした。
母が高校生の頃に弾いたということで勧められ、全部で5曲あるうち1番を近所のピアノの先生のレッスンで弾きました。
その頃は楽譜が意図することなんて分かるはずもなく、ただただ「なんだか不思議な音がする…🙄」という感じで弾いてましたね〜😅
後に高校生になると、今度はこの作品の4番や5番がコンクールで一つ下のカテゴリーの課題曲になっており、「素敵だなぁ、いいなぁ✨」と思いながら後輩の演奏を聴いていたのを覚えております。
また、ドイツで聴いたペライアの演奏は印象的で、「いつか自分も演奏会で弾きたい❣️」と強く思うきっかけになり、それ以来どうにかプログラムにはめ込まないか、コンサートがある度に頭を捻っておりました🥹
このように浅〜くご縁はあったものの、舞台では演奏したことがなかったので、今回満を持してのご披露となります😁
シューマンの作品は、もともとエンタニの性に合っていると勝手に思っていることもあり(笑)、やはり演奏会のプログラムにシューマンの作品が入っていると毎回ワクワク致します☺️
今回は企画、運営から演奏まで全てほぼ1人で準備しておりますため色々と余裕が無く、最後は手抜きの紹介となってしまいました😅
大好きな作品が詰まったプログラム、大切に大切に、また楽しく演奏し(ごく最近まで舞台恐怖症を引きずっておりました😅)、そしてお客様にドイツの風薫るステキな時間をお届けできたらなと思っております😌✨