圓谷綾乃〜おしゃべりピアニスト♪〜

神奈川県在住、東京芸術大学卒業後ドイツにて6年間研鑽を積み、危うくドイツ人になりかけたピアノ女子が、音楽や飼い犬やお酒など、好きなことについて綴るブログ。

和音の弾き方🎹1

皆様ご無沙汰しております🎶

2021年最初の記事となります🎉

昨年最後のブログに「2021年はピアノや音楽について書く」と公言したは良いものの、あまりに多くの題材や切り口がありすぎて、どこから手をつけるのが良いのか考えあぐねているうちにこんな遅くなってしまいました😱

時間をかけたくせに今だに答えが見つかりませんので笑、もうあまり色々考えず、まずは以前ある方からご質問を受けました「和音」について、ピアノ演奏の観点からお話してみたいと思います😊

 

❓そもそも和音とは。。。

簡単に言うと、高さが異なる複数の音たちが同時に響くことを言います。もっと雑に言うと、3つとか4つとか、いくつかの音を同時に鳴らす、所謂「ジャーン」ってやつですね😄(意外と説明しようとすると難しいな💦)

YAMAHAのウェブサイトに丁寧な説明がありますので、詳しく知りたい方はこちらを訪ねてみて下さいね💁‍♀️

 

🎹和音を弾いてみましょう!

それでは早速、ピアノでの和音(コード)の弾き方です。

美しい和音を奏でるために注意することは、まず楽譜に書かれている全ての音がきちんと鳴っているか耳でよく確かめること。

次にその音たちを全部しっかり揃えて同時に鳴らせているか、これまたよく自分の音を聴いて確かめます。

指によって強い弱いがありますから(例えば1や3の指は強くて比較的弾きやすいですが、4や5は弱く力もかけづらいですよね)、3つなら3つ全ての音を同じ質と強さで、しかもそれらを同時に鳴らすということは慣れるまではなかなか難しいものです。

《❓指番号のおさらい→ピアノでは親指から順に、指使いのための番号がつけられています。親指は1、人差し指は2、小指は5となるので、例えば「3の指」と言われたらそれは中指のことを表します。》

この時の手の形は、まず鍵盤を指先で捉え、指は全ての関節が少しずつ曲がり、鍵盤から掌までの間にある程度空間があることが理想です。(手は全体的に丸みを持たせ、それを潰さないようにということですね。子供たちにはよく「おてての下に可愛いハムちゃん(ハムスター)がいると思って!ハムちゃん潰しちゃったら痛いよね!かわいそうだよね⁈」などと教えますが☺️)

こんな感じです↓

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この「鍵盤と掌の間の空間」が、後に楽器の演奏でとても大事な「音色」というものに繋がっていくんですね。

 

さて、長くなりそうなのでこの続きはまた次回。

ここまで書いているうちに、この切り口で書くならまずは単音からだろ。。。と自分でツッコミを入れたくなりましたが、まぁ順番はどうであれ、ピアノの演奏の仕方についてはエンタニ得意ですので(当たり前ですね笑)、これから色々な奏法についての記事を充実させていきたいと思います😊

何かピアノにまつわることについて知りたい事がある方、できる範囲でお答えできればと思っておりますので、ご質問お待ちしております🎶