ピアノを弾く姿勢🎹1
皆様こんにちは🤓
神奈川ではだんだん「今日は暖かいなぁ」と思う日が出てきました☀️
春の足音は、もうすぐそこまで来ているのかもしれませんね😊
さて、本日からはピアノを弾く時の姿勢についてお話してみたいと思います🎶
姿勢と言っても人によって体型や体格は違いますし、手や指の形によっても微妙に変わるところがありますので、一概に「こうでなければダメ!」とは言えないのですが😅
3歳〜4歳児に至っては、その小さな体であの大きなピアノを鳴らすというだけで大変なことで、体の使い方もまだあまり上手ではありませんから、多少無理のある姿勢で弾いていても、私がしばらくの間それを容認してしまうこともあります💦この時期はまずピアノが楽しいと思える事が一番大事だと思うので。。。ピアノはまずは楽しくないと、その後の「練習の習慣化」に結びついていかないんですよね〜🧐練習はピアノとは決して切り離せないものなので😭もちろん家での練習が身についてきたら、感覚が柔らかいうちに姿勢を直しにかかりますよ❗️😁
というわけで話が逸れましたが😅、ここではとりあえず、ピアノが初めて(経験ほぼなし)の方に最初にオススメする姿勢を書いていきたいと思います🎶
【1】椅子の位置
大人(特に中級以上の演奏レベル)の方は、おそらくもうご自身で弾きやすい高さや位置の感覚があると思うので、レッスンで改めて言及することは滅多にありませんが、初心者の方やあまりにも弾きづらそうな方、あとは子供の生徒ちゃんたちには椅子の高さと位置についてよくお話します。
まずは椅子の高さ。
座って鍵盤に手を置いた時に、肘が鍵盤の高さよりも下になってしまっては演奏する手の形に悪影響が出るので、「指先と肘が同じ高さか、指先よりも肘の方がほんの少しだけ上になる高さに椅子を合わせて下さいね」とお話します。
椅子が低すぎると手首が下がってしまい、指でぶら下がるような弾き方になってしまいます。こうなると指先で鍵盤を捉えることができず、良くない角度で鍵盤に無理やり力を加えることになるので、タッチが乱暴になり自然と音の質も下がってしまうんです😱
逆に椅子が高すぎても、今度は手首が上がり過ぎてしまい、指が上から鍵盤を突くような形になるのでこれまた良いタッチにはなりません。
次に椅子の位置。
もちろん鍵盤の中央が体の前にくるように座るというのはソロ演奏の場合は基本中の基本ですが、これに加えて私がよく言うのは「鍵盤に手を置いた時、肩よりも肘が少し前に出るくらいの位置」です。
鍵盤に対して肩も肘も同じくらいの距離(肩と肘が垂直の状態)だと体が鍵盤に近過ぎるため、鍵盤に対して理想的な方向に力を伝えることができず、音の質が下がってしまいます😱
また、体と鍵盤の間にある程度の空間があることで、気持ちと想像力にも余裕が生まれ、自然な音楽の流れを作り出すことにも繋がっていきますので、鍵盤から適度な距離をとることは大事なことです。狭い場所では滞留してしまいがちな空気の流れのようなものですね🤓
かと言って、椅子とピアノがあまり離れてしまうと今度は肩や腕の重みが上手く鍵盤に伝わらなくなってしまい、気の抜けた音、というかきちんと音にならなくなってしまうのでこれも要注意です☝️
ちょっと後ろからの角度なので分かりにくいかもしれませんが💦、鍵盤に対しての肘の高さと体の距離はだいたいこんなイメージです↓
↓まぁ、中にはこんな低い椅子に座りながら神レベルの演奏をされていた巨匠もいらっしゃるくらいなので、初めに書いた通り、基本的な位置での弾き方を身につけたら、後は最終的にはご本人次第ということになるのでしょうけれど😅
ピアノを弾く姿勢🎹2へつづく。。。