和音の弾き方🎹3
皆様こんにちは✨
今日はお休みなので、お気に入りのコーヒーを飲みながらまったりしております☕️
こちらは昔ドイツのスーパーで5ユーロくらいで購入したお気に入りのマグカップ↓
ここに書いてある言葉も素敵なんです☺️
「転んでしまっても起き上がって、頭を上げて(前を向いて)また進もう」
↑だいぶエンタニの意訳入ってますが🤣
さて、本日は和音の弾き方第3弾、強弱での弾き分けや音色について少しお話してみようと思います😊
まずは強い音で弾く和音🎹
強い音を出そうと思うと色々なところに力が入りがちなのですが、手にも腕にもガチガチに力が入った状態で強く打鍵すると伸びの無い硬い音になり、聴いている人が思わず耳を塞ぎたくなるような煩い音(=騒音)になってしまいます。
せっかくカッコ良い曲が弾けても、これが騒音レベルの音になってしまってはもったいないですよね💦
強い音を弾こうとする時ほど腕の力は抜いて、肩甲骨から手首までの腕の重さをストレートに鍵盤に伝えるように演奏することが必要です。指と手のひらには力を入れて、そこで腕の重さを支えるようにしましょう。その時、上からストンと落とされた腕の重さは鍵盤に向かって真下に落ちるのではなく、鍵盤の奥に向かって斜め前(鍵盤と蓋の境目の辺り)に伝わっていくイメージで弾いてみてください😊
昔ある先生に、「腕を鞭のようにしならせて音を鳴らすんだ!」と教えて頂いたことをよく思い出します。
これに加えて、手が潰れないように手のひらと鍵盤の間の空間を意識して弾けば、より質の良い、弾力のある音が出せると思います☝️
次に弱い音で鳴らす和音🎹
弱打の時は指と手のひらで優しく掴むイメージで、腕の重さが無駄に鍵盤に伝わらないように弾きます。弱い音でも指と手のひらにはしっかり力を入れ、打鍵の瞬間に、手を握る時の筋肉の動きを意識して軽く鍵盤を掴むイメージで弾くと、弱くても遠くまで響く音を作ることができます☝️
(説明が難しいですね💦こういうのは多分動画の方が分かりやすいんだろうなぁ😅)
と、あれこれ書きましたが、一口に強打弱打と言ってもそれぞれの場面で求められる音色によって、これまた弾き方が変わるんですね〜。奥が深いんです🤓
例えば、モーツァルトの曲では強く弾けと書いてあっても実際には上に書いた強打のような弾き方はしません。モーツァルトのピアノ曲って全体的に軽やかで上品で、所々に遊び心が散りばめられているような作品が多いので(もちろんこれが当てはまらない作品もありますが。。。)、そこに重い和音爆弾を投入してしまうと世界観が崩れてしまうのです🧐
シューマンやブラームスのようなロマン派のドイツ人作曲家の作品では、ある程度重厚感が必要になるので上に書いたように強打を弾くことが多いかなと思います🤓同じドイツ人作曲家でも、ベートーヴェンになるとそれにまた少し硬めの音(良い意味で)が欲しくなりますし、リストなんかも力強さが欲しい場面があるので、そういう時私は少し前腕を固めて弾きます🎶
また、「和音の弾き方🎹1」で鍵盤と手のひらの間の空間を意識すると書きましたが、例えばドビュッシーの作品の色彩感を表現するのに、淡い色を出すため柔らかい音を使う時には、敢えて手の形を少し平らに潰して演奏したりもします。
以前ここに載せたもので申し訳ないのですが、こんな感じになります↓(演奏動画の方ももう少し充実させねば💦)
なんか。。。ガチな弾き方講座のようになってしまいましたね〜💦😱
書き出したら止まらないので、とりあえずこの辺でやめときます😅
和音について書いている間に、他のことについてご質問を頂けましたので(ありがとうございます!🎶)、それについても今度またお話してみたいと思います🎉✨
それでは皆様、引き続きお身体は大切に🙇♀️
今週なぜか4日も禁酒できたエンタニより。笑